みらいちゃんとかわさきびょう
(EK011050)
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作者の思い
2歳半のとき子供が川崎病になりました。 そのときのことは今思い出してもとても苦しくなります。 幸い今のところ大事に至らず日常生活を送っていますが大きくなるにつれて、活動に制限が出たら、どうやって子供に伝えよう、病気の事を早くから話しておいたほうがいいのか、と悩みました。 そんななか、川崎病の子供をもつ親の会の会報で、川崎病に罹患したお子さんのご両親がそろって早くに亡くなり、親の会が連絡して、その後のフォロー受診につながったというケースを読み、早くから子供自身の記憶にとどめておくことも大事なのかもしれないという思いもでてきました。 小さいうちはお話ししても、まだ難しい話は分からないかもしれないけど、絵本なら伝わりやすく、記憶に残りやすいかもしれない、そう考えて子供が自分の経験した川崎病の事を絵本にして残して子供と一緒に読みたいと思い、この絵本を作りました。 あなたと同じように「川崎病」にかかったお友達のおはなしだよ、とお子さんに病気のことを伝えるきっかけ作りの一助となれば幸いです。
え:saumon
ぶん:nao
みらいちゃんとかわさきびょう
みらいそだて出版